健康被害を生むアスベストとは?レベルに合わせた除去の方法

解体工事とは、建物を取り壊すことを指しますが、実は解体工事が原因で健康被害に見舞われることがあります。解体の際に生じる粉じんが周囲に悪影響を及ぼすことがあり、場合によっては賠償問題に発展する恐れもあるのです。解体工事によって起こり得る二次被害には一体どのようなものがあるのでしょうか?

このページでは、その原因と症状を併せてご紹介いたします。

解体工事に関わる健康被害とは

「アスベスト」という言葉を聞いたことはないでしょうか?過去にもニュースや新聞で取り上げられており、人体への悪影響が問題となった素材です。アスベストは石綿とも言われており、極めて細かい繊維状の鉱物です。
そのため、切断や研磨、除去の際に必要な措置を施さなければ、飛散し、人が吸入してしまう恐れがあります。このアスベストを大量に吸い込んだことが原因で重篤な病に侵されてしまうこともあるので、解体工事の現場で細心の注意が向けられている存在なのです。

解体工事に関わる健康被害とは

アスベストによる健康被害には、下記のようなものがあります。

【石綿肺】

肺線維症という病気の中でもアスベストが原因であるもののことで、肺の※瘢痕化を引き起こし、運動能力の低下などに繋がります。アスベストの他に粉塵や薬品も原因に挙げられ、潜伏期間は15年以上とも言われます。
※瘢痕(はんこん):外傷や炎症などが治った後に残る変性部分のこと。いわゆる傷跡のようなもの。

【肺がん】

明確なメカニズムはまだ解明されていませんが、石綿繊維による物理的刺激が原因と言われています。ばく露量の多さが肺がんの発生に繋がると考えられており、潜伏期間は40年ほどにもなることがあります。

【悪性中皮腫】

胸膜・腹膜・心膜といった臓器を守る部分にできる悪性の腫瘍です。若い時期にアスベストを吸入した方が発症率が高くなる傾向があります。潜伏期間は最大で50年ほどと言われています。

アスベストは何処にある?

アスベストは数段階を経て、使用が禁止された経緯があります。日本で初めて禁止されたのは1975年9月になり、アスベスト保有量が5%を超えるものの吹き付け作業が禁止されました。
以降段階的に禁止範囲が広くなり、有名なのは2006年の保有基準の引き上げ(アスベスト保有量が0.1%)、直近では2012年の化学プラントの配管接合部分の使用禁止が挙げられます。
禁止される前に使用されているアスベストに関しては、規定の適用はありませんので、今現在でもアスベストを使用した建材が多数存在しています。一体、どのような建材や場所にアスベストが使われているのでしょうか。

アスベストは何処にある?

主な使用目的

  • 鉄骨造の建物で耐火被覆や天井の断熱材
  • 機械室で吸音材
  • 内装の仕上げ材
  • ボイラー室の保温材
  • 屋根や煙突の断熱材
  • エレベーター周辺の化粧代わり

こちらの5箇所には注意が必要です

1.屋根 スレート瓦や波板に断熱材として使用されている
2.外壁 屋根と同様に断熱材として使用されている
3.内装 内装部分の化粧や仕上げとして吹き付けられている
4.配管部分 工場の配管ダクトの断熱材として巻き付けられている
5.内壁 鉄骨部分などに耐火材として吹き付けられている
※職場や家庭、公共施設にいたるまで、どのような場所にもアスベストやそれを含む建材が使用されている危険性があります。
また、過去にはエアコンにも極めて少量ではありますが、アスベストが使用されていたことがあります。

施工方法

【吹き付けアスベスト】

アスベスト、セメント、水、この3つを混合して吹き付け加工したものです。主に使用された期間は1956年頃から1975年頃、表面に吹き付けるため、粉塵になりやすい形状をしています。

【吹き付けロックウール】

1975年のアスベスト禁止を受けて、吹付けアスベストの代わりに、使用されたものが吹き付けロックウールです。主に使用された期間は1968年頃から1989年頃まで、切り替わってからしばらくの間はアスベストが混合されていました。

【アスベスト保有保温材】

煙突や配管を保温するために使用されました。形状はひも状や板状などがあり、針金などで巻き付けて使用されました。

【アスベスト板】

「石綿スレート」と聞けば馴染みのある方も多いかと思います。文字通りスレート状の建材として、建物の外壁や屋根として使用されました。

アスベストを除去しよう!

危険なアスベストを取り除く際は、準備や手続きが必要になる場合があります。大気汚染防止法で定められた粉じんの規制や関連する法令に合わせた申請となり、その状況を考慮したうえで対策をしなくてはなりません。 環境省発行のガイドラインが非常に役立ちますので、除去を考える時には一度目を通すことをおすすめします。

レベルによる違い

アスベストの危険度によってアスベストのレベルが定められており、そのレベルに応じた対応が決められています。レベル1が最も発じん性が高く危険であり、レベル3が最も低いレベルです。
例えば、吹き付け状のアスベストは危険度の高いレベル1、石綿スレートなどはレベル3に該当します。
各レベルに応じて、必要な届出や作業時の措置が異なります。

一般的な除去作業の大まかな流れ

★建物調査でアスベストが検出されたとき

  • 1.発注者による届出

    1.発注者による届出

    (レベル3の場合は届出義務無し)

  • 2.解体工事開始までに特定工事該当の掲示

    2.解体工事開始までに特定工事該当の掲示

  • 3.防塵対策を該当部分に施す

    3.防塵対策を該当部分に施す

  • 4.防塵マスクなどを着用して、除去作業の開始

    4.防塵マスクなどを着用して、除去作業の開始

過去にアスベストを含む材料を使って作られた建物の解体工事が徐々に増えつつあり、そうした意味で、現在はアスベスト問題のピークを迎えつつあると言っていいでしょう。
アスベスト除去の費用は、対象の面積やレベルに応じて大きく異なりますが、健康被害を未然に防ぐためにも、しっかりとした調査・処置でアスベスト除去を行ってくれる業者に任せたいものです。

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