鹿児島県の空き家率は、17.03%です。全国平均が13.5%ですから、比較的高い数字と言えます。日本では、人口減少が今後加速すると言われていますから、今後も空き家率が高まる可能性が大いにある地域となっているのです。空き家が増える理由は、人口減少はもちろんのこと、近年では、一人暮らしや核家族化が進んでいることから、これに合わない家屋は放置される傾向にあります。もちろん老朽化した家屋も同じく空き家になってしまいがちです。では、空き家はなぜ、解体されずに放置されるのでしょうか。理由は大きく2つあります。1つはいつか誰かが住むかもしれない、もったいないという心理からです。解体工事にも費用はかかりますから、確かに合理的な理由と言えます。もう1つは固定資産税が上がるためです。住宅地を優遇する税制が敷かれていますから、更地にしてしまうと、この優遇制度が受けられなくなってしまうためです。いずれも金銭的な理由が絡んでいると言えるでしょう。一方で、空き家とすることのリスクを考えてみますと、環境、衛生、防犯上の問題が多く見られます。鹿児島県内の各自治体も危険な空き家に関しては、解体工事を行うよう勧告、命令したり、代執行することができる条例が制定されています。また、問題が起これば、損害賠償請求が行われることも考えなければなりません。例えば、台風の多い鹿児島県では、空き家にあったものが飛んで他人をケガさせた場合や、他人の物に損害を与えた場合です。この場合は、空き家の持ち主に損害賠償責任が生じてしまうため、治療費、損害費用、慰謝料など請求される恐れがあります。解体を行う費用を節約したために、逆にもっと多額の出費が増えたということにも成り兼ねないことは、注意を要します。空き家は管理できないのでしたら、解体工事を行うことをお勧めします。解体工事110番では、急なご依頼にも迅速に対応できるように24時間365日の電話対応を行っています。費用面、サービス面でもサイト内にて明示しているため、検討されている方は参考としても活用いただけます。
台風で破損してしまった倉庫の解体作業を依頼したいとのお問い合わせがありました。倉庫は木造でおよそ31坪前後あるとのことでした。解体作業を行い、解体部品を市の指定場所に運べば市から処分費用補助を受けることができるとのことで、そのスケジュールのご都合から最短の日程にて解体工事を行いたいとご相談されました。
解体の見積りを教えてほしいと相談の電話をいただきました。建物は鉄筋が混ざっている2階建ての戸建住宅で、他の業者と比較をしたいとのことで見積りを希望されました。着工日は相談したいとのことでした。